ヘナアートの特徴

HENNA

和名は「指甲花」というミソハギ科に属する植物です。

葉にはLawson(ローソン)またはTannic acid(タンニン酸)と言われる特殊な成分が含まれています。

人のたんぱく質部分に染み込み自然に染色します。

個人差があり、また書かれた部分により異なりますが

新陳代謝とともに約1~2週間で色が変化していきながら自然に消えます。

ミソハギは、夏湿地等で咲く花(桃色)で、別名盆花と言われ仏事等によく使われます。

ヘナ:日本では化粧品法として許可されています。

 

ヘナの種類

ナチュラルヘナ:「グリーンヘナ」「ケミカルヘナ」に分類されます。

グリーンヘナは、お茶の葉の香りがし新鮮なにおいです。

ケミカルヘナは、ブラックヘナとも呼ばれており、ナチュラルな抽出物と化学成分で作られており

様々な色素を演出します。

天然のヘナの色が赤茶色であるのに対し、より濃い茶色を好みブラックヘナが作られたといわれています。

市販されているブラックヘナは、黒い粉末状のパウダーで天然のヘナと比べ

・染まる時間が早い

・塾生時間が短い

PPDという発がん性物質が含有されている場合が多く注意が必要です。

 

ジャグアタトゥー

最近人気が上昇している「ジャグアタトゥー」は一見ブラックヘナのように見えますが

本物のタトゥーに近い紺色に発色します。

ジャグアタトゥーは、ゲニパアメリカーナというジャングルに生息する果実のエキスが原料となっています。

この果実が種子植物のため、イチゴやピーナッツなどにアレルギーのある方は注意が必要です。

 

papicoartで使用しているヘナパウダーについて

パピコアートでは以前からヘナ100%のインド原産のパウダーを使用していました。

しかし、日本人の肌はなかなか染まらないということが問題でした。

せっかく丁寧に描き上げたのに次の日にはほとんど消えてしまっている。

そして、師匠であるJATTYから2021年よりパウダーを購入しています。

JATTYで取り扱っているパウダーは、インドから直接輸入しております。

このパウダーを販売しているのは、インドで有名なメヘンディアーティストのMiral Patalさん

実際にインスタグラムでもヘナパウダーの作り方や基礎アートの練習を公開しています。

日本での化粧品登録をしていないため雑貨扱いでの販売となっています。

 

日本で一般的に販売しているヘナパウダーでおススメなのが

マハラニヘナ https://maharani.jp/

ソジャットヘナ https://sojathenna.info/products/productsindex.html

染まりの色やテクスチャーがそれぞれ違うので

ご自分の扱いやすい、好きな製品を選んでいきましょう。